リースバック契約とは?
起業の資金調達方法の一つがリースバック契約です。
リースバックとは企業が所有する不動産をいったん売却し、新たなオーナーから不動産を借り受ける方法を指します。
不動産を売却することでまとまった資金が手に入るだけでなく、融資のように返済する必要性がないので企業にとって最適な資金調達方法です。
リースバックをすることで信用低下のリスクを招くのではと心配するかもしれませんが、リースバックによる不動産売却は帳簿上に掲載する必要がないため、信用低下を招く恐れがありません。
リースバックにより低家賃で不動産を借りることができれば、売却により得られた資金をより有効に活用できます。
リースバックの対象になる不動産には企業の本社ビルや工場といった土地建物が含まれます。
この方法なら本社を移転する必要がないため、企業活動に空白を作るといったリスクを回避できるというメリットがあります。
不動産以外にも営業車などをリースバックする方法があります。
一旦リース契約に変えることでまとまった資金調達が可能になります。
不動産だけでなく自動車といった動産にも適用できるので、企業が所有する資産を有効活用できるのがリースバック契約の強みです。