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融資・資金調達に関する特集記事

融資成功事例集(成功する融資申請・失敗する融資申請)

私は既に事業を営んでおりますが、「公的融資実践レポート」を参考にさせて頂き借入の申し込みをしてみました。

個人で開業し2年で法人化、その後約2年がたとうとしています。通信事業・建設業・飲食業他複数の事業をしておりますが、以前両親が事業をしており失敗し、現在は私の会社で仕事をしております。

また建設業の方では、公共事業も請負うようになり仕事は増えてきましたが、工事代金の半分以上が検査終了40日後に支払の為、どうしても運転資金が必要でした。

既に取引のある金融機関では、現在3口で2800万(借入当初)の借入をしており、決算を3ヶ月後に控えている現在、収支がマイナス800万程で前期も大幅な赤字、私から会社への貸付も500万程度あり、どう考えても公庫での借入は非常に厳しい状況でした。

ただ公庫の実践レポートを拝見して、いかにアピールするかを考え、面接の際に求められた書類以外に、決算までにある工事予定合計1800万程度の契約書、そして今年度の部門・取引先別の売上予想と部門別・科目別の経費予想の一覧表を作成し、公庫の面接に望みました。

担当者の方から、面接日及び後日の電話連絡の際は、非常に厳しく、予断を許さない状況で希望額が出せるかどうかわかりませんが、金額に関しては一任してくださいとの事でした。

結果、3月22日申し込み⇒3月29日面接⇒4月19日決定⇒借入申込書提出後4月24日実行という事で、無事満額の1000万を明日手にする事となりました。

メールや実践レポートを読ませて頂き、非常に勉強になりました。こういう出会いが無ければ、今の状況では借入は不可能だったと思いますので、非常に感謝しております。今後もいろいろな情報の配信を楽しみにしております。

行政書士渡邉より一言

Iさん、満額融資実行おめでとうございます。ほとんどの人が行っていないのですが、部門別会計。これをしっかりと行っていることは、経営分析の面でも大変役立っていることだと思います。そして、そうした姿勢が公庫の担当者にも伝わったのでしょう。

また、これも多くの方が提出できない「予定契約書」。売上げが今は厳しくても将来的に売上げが上がることをアピールできる魔法の資料と言っても過言ではないでしょう。

事業の危機を察知し、すぐに公的融資申請に着手したIさんの行動力とスピード、そして業績が厳しいながら、多くの作成書類とIさんの熱意で勝ち取った融資だと思います。今後は毎月の融資返済と、事業の黒字化を目指して引き続き頑張ってください。





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