資金調達用語集
借り換えとは？
借り換えは、現在契約しているローンなどを、他社のローンへと変更することです。
例えばA社でローンを契約している方が、B社のローンを新たに契約し、借り入れた資金でA社のローンを完済する方法が借り換えとなります。
この場合、A社のローンは借り換えによって完済しているため、以後はB社のローンを返済していきます。
借り換えの主な目的は金利手数料の負担軽減です。
融資やローンなどの金利は商品によって異なるため、より低金利のローンなどへ借り換えを行えば、月々の返済額を抑えたり、総返済額を減らせる可能性があります。
借入額によっては、数十万円以上の手数料削減が可能になるでしょう。
保証付き融資であれば、毎年支払う保証料を削減できる場合もありますので、保証料の負担で悩んでいる方も、借り換えを検討する余地があります。
一方で、借り換えを行う時は新たに契約が必要になるため、借入先の審査を受けなくてはいけません。
審査に通らなければ借り換えができないため、審査が厳しい金融機関などの場合は注意が必要です。
また、審査や融資の可否で時間が掛かることも多く、借り換えが完了するまでには期間を要します。
そして金利や保証料の負担が必ずしも減るとは限りませんので、一度シミュレーションしてから判断しましょう。
尚、日本政策金融公庫などの政府系金融機関は民業圧迫（民間企業の商売の邪魔）に当たることから借り換えには原則として応じてくれません。
